GUIDE / 使い方
Soroiの使い方
ウォレットの入金と請求書の突き合わせを、3つのステップで自動化します。このページだけで、初回の設定から会計ソフトへの取り込みまで完了できます。
全体の流れ
- 1受取口座(ウォレット)を登録公開アドレスを入れて、過去90日の入金を読み取り専用で取得
- 2請求書を入れるCSVアップロードまたは1件ずつ手入力
- 3照合結果を確認自動照合を確かめて、仕訳CSV(下書き)をダウンロード
ステップ1: 受取口座(ウォレット)を登録する
ダッシュボードの「ウォレット」ページを開き、チェーン(入金を受け取っているブロックチェーン)を選んで、0xで始まる42文字の公開アドレスを入力します。
どのチェーンか分からない場合は、送金元(取引先)に確認するのが確実です。JPYCはEthereum・Polygon・Avalanche・Kaiaで流通しています。
登録したら「同期」を押してください。読み取り専用で過去90日分の入金履歴を取得します(初回は数十秒かかることがあります)。秘密鍵の入力は一切不要です。
ステップ2: 請求書を入れる
「請求書」ページで、CSVファイル(取引先名・金額・通貨・期日)をアップロードします。サンプルCSVをダウンロードして、数字を書き換える方法がいちばん簡単です。
件数が少なければ、手入力フォームで1件ずつ登録することもできます。
ステップ3: 照合結果を確認して、仕訳CSVをダウンロードする
「照合」ページに、請求書と入金の自動照合の結果が並びます。「確度」は金額・時期にもとづく突合の確からしさで、会計・税務上の正しさを示すものではありません。内容を確認し、違うものは却下できます。
画面下部のボタンから、freee・マネーフォワード・弥生・Xero・QuickBooks Online形式の仕訳CSV(下書き)をダウンロードできます。勘定科目・税区分は仮置きのため、必ず確認・修正のうえで取り込んでください。
照合のほかにできること
残高ダッシュボード
登録したウォレットのステーブルコイン残高と円換算の参考値を一覧できます。
証憑パッケージ
照合1件ごとに、請求書と入金の対応を示す証憑ページを印刷・保存できます。電子帳簿保存法の検索要件に対応した索引CSVも出力できます。
支払案内リンク
請求書ごとに、振込先アドレスとQRコードを載せた支払案内ページのURLを発行して取引先へ送れます。
取引先台帳
取引先とそのウォレットアドレスを登録しておくと、照合の精度が上がります。照合から自動で学習もします。
顧問税理士との共有
顧問税理士をメールで招待すると、あなたのデータを閲覧専用で確認してもらえます(税理士側から登録・変更はできません)。
読み取り専用API
APIキーを発行すると、照合結果や取引をプログラムから読み取れます(読み取り専用)。詳細はダッシュボードのAPIドキュメントへ。
会計ソフトへの取り込み手順
SoroiのCSVはすべてUTF-8(BOM付き)で出力されます。出力されるのは仕訳の下書きです。勘定科目・税区分・金額はプレースホルダを含むため、取り込み後に必ず確認してください。
freee・マネーフォワード・弥生の各形式は、公式のCSVインポート仕様に列名・列順を合わせています。各ソフトのバージョンやプランで挙動が変わる場合があるため、初回は少量のデータでインポートテストをしてから本番の取り込みに進むことをおすすめします。
freee会計
- freee会計にログインし、メニューの「取引」から「振替伝票」を開きます。
- 画面右上の「インポート」を選びます。
- Soroiでダウンロードした freee形式CSV をアップロードします。
- 列の対応を確認して取り込み、勘定科目・税区分を自社の設定に合わせて修正します。
現在、freeeへの取り込みは上記のCSVインポート(ワンクリックで取り込める形式)に対応しています。freeeとのAPI直接連携は現時点では行っておらず、今後の検討課題としています。多くの場合、CSVの取り込みで日々の記帳に必要な仕訳の下書きをご用意いただけます。
マネーフォワード クラウド会計
- マネーフォワード クラウド会計にログインし、左メニューの「会計帳簿」から「仕訳帳」を開きます。
- 画面右上の「インポート」から仕訳帳のインポートを選びます。
- Soroiでダウンロードした マネーフォワード形式CSV をアップロードします。
- 取込内容のプレビューで勘定科目・金額を確認して実行します。
弥生会計
- 弥生会計(デスクトップ版)で、取り込み先の事業所データを開きます。
- メニューバーの「ファイル」から「インポート」を選びます。
- Soroiでダウンロードした 弥生形式CSV を指定して実行します。
- 文字化けやエラーが出る場合は、下のFAQ「弥生で文字化けする」をご覧ください。
Xero(実験的・β)
- Xeroにログインし、メニューの「Accounting」から「Manual journals」を開きます。
- 「Import」を選び、Soroiでダウンロードした Xero形式CSV をアップロードします。
- 勘定科目コード(Account Code)を自社のChart of Accountsに合わせて対応づけます。
- プレビューで金額・通貨・日付を確認して取り込みます。
QuickBooks Online(実験的・β)
- QuickBooks Onlineにログインし、歯車メニューの「Import data」から「Journal entries」を選びます。
- Soroiでダウンロードした QuickBooks Online形式CSV をアップロードします。
- フィールドの対応(日付・勘定科目・金額)を確認し、自社の勘定科目に合わせます。
- 内容を確認して取り込みます。
Xero・QuickBooks Onlineへの対応は実験的な段階です。両社の取り込み仕様は一次資料での検証が完了していないため、初回は必ず少量のデータでインポートテストを行い、メニュー名・列の対応は各社の最新ヘルプでご確認ください。日々の記帳にはfreee・マネーフォワード・弥生形式の利用をおすすめします。
メニューの名称・位置は各ソフトのバージョンやプランによって変わることがあります。見つからない場合は、各社ヘルプで「仕訳データのインポート」を検索してください。
用語集
- ウォレット
- ステーブルコインを受け取る口座にあたるものです。Soroiに登録するのは公開アドレス(口座番号にあたる、誰でも見られる情報)だけです。
- チェーン
- 取引が記録されるブロックチェーンの種類(Ethereum・Polygonなど)。同じアドレスでもチェーンが違えば別の入金記録になります。
- トランザクション
- ブロックチェーン上の1件の取引記録。Soroiではおもに入金明細として扱います。
- txハッシュ
- トランザクションごとに付く取引番号です。ブロックチェーンエクスプローラに貼り付けると、誰でもその取引を確認できます。
- ステーブルコイン(JPYC・USDC・USDT)
- 法定通貨に価値を連動させたデジタル通貨。JPYCは1 JPYC=1円で発行・償還される円建ての電子決済手段です。
- 同期
- 登録したウォレットの入金履歴を、公開ブロックチェーンから読み取り専用で取得することです。過去90日分を取得します。
- 照合(消込)
- 請求書と入金を金額・時期で突き合わせて、どの請求が支払われたかを確かめる作業です。
- 確度
- 自動照合の確からしさの目安です。突合の確からしさであり、会計・税務上の正しさを示すものではありません。
よくある質問
どのチェーンを選べばいいか分かりません。
送金元(取引先)に「どのチェーンで送ったか」を確認するのが確実です。JPYCはEthereum・Polygon・Avalanche・Kaiaで流通しています(Baseでは取得できません)。分からないまま登録しても資金に影響はありません。入金が表示されなければ、別のチェーンで登録し直せます。
同期しても入金が0件です。
次の順で確認してください。(1) チェーンの選択が送金元の使ったチェーンと一致しているか。(2) 入金が90日より前でないか(取得対象は過去90日です)。(3) 対象トークン(JPYC・USDC・USDT)以外での入金でないか。(4) アドレスの入力に誤りがないか。ブロックチェーンエクスプローラで同じアドレスを検索すると、チェーンと入金の有無を自分で確かめられます。
弥生に取り込むと文字化けします。
SoroiのCSVはUTF-8(BOM付き)で出力していますが、弥生は伝統的にShift-JISを想定しているため、環境によって文字化けすることがあります。その場合は、CSVをExcelで開いて「CSV(コンマ区切り)」形式で保存し直すか、メモ帳で開いて文字コード「ANSI」で保存し直してから取り込んでください。
秘密鍵を入力する場面はありますか。
ありません。Soroiは読み取り専用の設計で、秘密鍵の入力欄そのものが存在しません。資金に触れる機能もありません。詳しくは「データとセキュリティ」のページをご覧ください。
確度が高ければ、そのまま仕訳して大丈夫ですか。
確度は金額・時期にもとづく機械的な突合の確からしさで、会計・税務上の判断ではありません。出力される仕訳CSVも下書きです。勘定科目・税区分・金額は、必ずご自身または顧問税理士が確認・修正してください。
困ったときは(お問い合わせ)
メールでお問い合わせください。1営業日以内に返信します。
詰まった画面のスクリーンショットを添えていただけると状況を正確に把握できるため、解決までの手順を書いてお返しできます。