DATA & SECURITY / データとセキュリティ
データとセキュリティ
Soroiは読み取り専用の設計です。あなたの資金を動かす仕組みがそもそも存在しないため、預けて失うものがありません。このページでは、何を保存し、何を保存しないのかを、実装と突き合わせたうえで正直に記載します。
1. Soroiが保存しない・受け取らないもの
まず、いちばん大切なことからお伝えします。次のものは、Soroiに一切渡りません。
- 秘密鍵・シードフレーズ — お預かりしません。入力欄すら存在しません。
- 資金を動かす権限 — 送金・署名を行う機能がSoroiには実装されていません。残高の操作も一切できません。
- 銀行口座・ネットバンキングの認証情報 — 銀行連携機能がないため、入力する場面がありません。
- クレジットカード情報 — 無償ベータのため決済機能そのものがありません。
- APIキーの生の値 — 発行時に一度だけ画面に表示し、データベースにはSHA-256ハッシュのみを保存します。私たち自身も生の値を後から見ることはできません。
これは運用ポリシーではなく、構造の話です。「預からない」のではなく「預かる仕組みが存在しない」設計にしています。
2. 読み取り専用の仕組み(図解)
例えるなら、駅の発車案内板と同じです。列車(あなたの資金)を動かす力はなく、到着したという事実を表示するだけです。
この主張は、私たちを信じなくても確認できます。Soroiが読むのはブロックチェーン上の公開情報だけなので、同じ内容をEtherscanなどのブロックチェーンエクスプローラで誰でも追試できます。
3. 保存するもの
サービスの提供に必要な範囲で、次のデータをお預かりします。
- ウォレットの公開アドレスとラベル — あなたが登録したもの。公開アドレスはブロックチェーン上で誰でも見られる情報です。
- 入金・送金の記録 — 公開ブロックチェーンから取得した過去90日分のトランザクション(金額・日時・相手先アドレス・txハッシュ)。
- 請求書データ — アップロードまたは手入力された取引先名・金額・通貨・期日。
- 照合結果 — どの請求書とどの入金が対応するかの記録(確度・却下の履歴を含みます)。
- 取引先台帳 — 登録した取引先の名称・メモ・ウォレットアドレス。
- 支払案内リンク — 発行したリンクのトークンと発行・失効の記録。
- メールアドレス — ログイン認証・顧問(税理士)招待・ウェイトリスト登録に使うもの。
- APIキーのSHA-256ハッシュ — 生の値は保存しません(前述)。
- 不正利用防止のための一時記録 — 連続送信を防ぐレート制限のためのIPアドレス記録。判定にのみ使用します。
- 円換算の参考レート — CoinGeckoの公開レートのキャッシュ(あなたのデータではなく公開情報です)。
4. 保存期間と削除
お預かりしたデータは、サービス提供に必要な期間保存します。現時点で自動削除の仕組みは設けていません。この点も正直に記載します。
アカウントとデータの削除をご希望の場合は、お問い合わせ窓口へご連絡いただければ遅滞なく削除します(プライバシーポリシー第7条と同じお約束です)。
5. 通信と保管の暗号化
- 通信はすべてTLS(HTTPS)で暗号化されます。
- データはSupabase上のPostgreSQLに保存され、保存時の暗号化(encryption at rest)が適用されています。
- データベースには行レベルセキュリティ(RLS)を適用しており、認証されたご本人(および招待を承諾した顧問税理士の閲覧のみ)以外はデータへ到達できません。
データはSupabase社のマネージド基盤(PostgreSQL)に保管され、保存時に暗号化されます。保存期間の考え方と、ご依頼にもとづく削除の扱いはプライバシーポリシー(第7条 保存期間・削除)に記載しています。データの保管場所や国外移転についてのお問い合わせ、運営者情報の開示のご希望は、運営者情報ページの窓口までご連絡ください。
6. 第三者認証について(正直な開示)
SoroiはSOC 2やISMS(ISO 27001)などの第三者認証を取得していません。小さなチームで運営する無償ベータであり、取得には相応の費用と体制が必要なためです。取得していないものを、取得しているかのように見せることはしません。
その代わりに、次のことを実践しています。
- 読み取り専用設計 — 資金に触れるコード・秘密鍵の入力欄が存在しない(本ページ第1・2章)。
- 行レベルセキュリティ(RLS)による利用者ごとのデータ分離。
- 厳格なContent-Security-Policyをはじめとするセキュリティヘッダーの適用。
- APIキーのハッシュ化保存と、公開フォーム・APIへのレート制限。
- 検証可能性 — 入金記録はブロックチェーンエクスプローラで、お預かりしたデータはエクスポートで、いつでもご自身で確認できます。
7. 税務調査に備える証拠パッケージ
入金と請求書の照合結果は、税務調査や監査の際にまとめて提示しやすい形で残せます。次の3点を組み合わせてご利用いただけます。
- 証憑パッケージ — 照合1件ごとに、txハッシュ・換算に用いた参考レート・取引先・相手アドレス・ブロック時刻をひとまとめに保存し、あとから個別の証憑ページで参照できます。
- 電子帳簿保存法対応の索引CSV — 照合確定分を、取引年月日・取引金額・取引先で検索できる索引CSVとして一括で書き出せます(検索3要件を意識した列構成)。
- 構造的な安全 — Soroiは送金・出金の機能を持ちません。記録を残す過程で資金が動くことがなく、資金流出の経路がそもそも存在しません。
これらは機械的な照合結果の記録(下書き)であり、円換算・勘定科目・税区分を含め会計上の判断ではありません。税務対応にあたっては、必ず税理士・会計士にご確認ください。
8. 誠実表示の3原則
Soroiは金額を扱う道具です。「正確に見える誤り」がいちばん信頼を壊すと考え、画面表示について次の3つを原則として宣言します。
- 確定値と参考値を視覚的に区別します。参考値には必ずその旨のラベルを付けます。
- 取得できなかった値は「取得できなかった」と表示します。それらしい推定値で埋めません。
- 処理に時間がかかるときは、いま何をしているかを表示します。無言の読み込み表示にはしません。
9. 出口の自由(ノーロックイン宣言)
ロックインしません。お預かりしているあなたのデータは、ダッシュボードの「全データエクスポート」からいつでも全部(CSV/JSON)持ち出せます。
出口がいつでも開いていることが、預けていただく入口の信頼だと考えています。