JPYC入金をfreee・マネーフォワード・弥生に入れる — 仕訳CSVインポートの実務
JPYC入金の仕訳を会計ソフトへ手入力するのは、件数が増えるほど現実的でなくなります。この記事では、freee・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計それぞれへ仕訳をCSVインポートする際の形式と、つまずきやすいポイントをまとめます。
前提: 何をインポートするのか
インポートするのは「JPYC入金による売掛金の消込仕訳」です(仕訳の考え方はJPYCの仕訳参照)。1行のイメージ:
| 借方 | 貸方 | 摘要 |
|---|---|---|
| 電子決済手段 100,000 | 売掛金 100,000 | 山田製作所 8月分 tx:0x… |
摘要にトランザクションハッシュを入れておくと、後から税理士がオンチェーンの記録と突き合わせて検証できます。
各ソフトの形式の要点
- freee: 「振替伝票」形式のCSV。表題行と明細行を区別する列があり、日付は
yyyy/mm/dd。勘定科目はfreee側に登録済みの名称と一致している必要があります - マネーフォワード クラウド会計: 「仕訳帳」CSV。借方・貸方を1行に持つ形式で、科目名はMF側の正式名称と一致が必要(不一致時はインポート時のマッピング画面で対応)
- 弥生会計: 「仕訳日記帳」の弥生インポート形式。ヘッダ行なし・列順固定という独特の形式で、手作業で作るときに最も間違えやすい
3社に共通する注意点:
- 科目名の不一致が最多のエラー原因。CSV側の科目名は、ソフト側に実在する名称に合わせる
- 税区分の既定値を確認する(売掛金消込は課税取引ではないため「対象外」等が基本形ですが、事務所の方針に従ってください)
- 文字コード(Excelで開くならUTF-8 BOMつきが無難)
自動化する場合
Soroiは確定した照合から、freee・マネーフォワード・弥生の3形式(+Xero・QuickBooks Onlineは実験的対応)の仕訳CSV下書きを出力します。勘定科目は設定画面で事務所の体系に合わせて変更でき、全行の摘要に「機械的な照合による下書きであり会計判断ではない」旨が明記されます。
出力されたCSVは必ず税理士・会計士の確認を経てからインポートしてください。
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